USB micro のコネクターがもげる事態が発生しました!スズメッキ線で補強したので、ほぼほぼ基板側のコネクタは大丈夫だと思います。ケーブル側のコネクタも補強しておきたいので、そのうち3Dプリンタで筐体作ろうかと目論んでます。製品版はType-B のごっついコネクタなんで、こういうことは起こりにくいんだろうなと思います。
6.1 MIDI 端子のピン配置 まずMIDI 規格書はこちら。CA-033 が電気的規格を理解するのに丁度いいです。これがすごくハマりました。使う端子はたったの2つ。4番と5番。これがどちらかわからない!制作記事をみても多くが MIDI IN の回路だったりして。テスターのダイオードチェック機能を使えば MIDI IN 回路のフォトカプラの入力の極性から4番、5番端子が特定できそうなものだけれど、サージなどからの保護用のダイオードがパラレルに逆極性で入っているので、どちらもダイオードのアノード、カソードに見えてしまう。あと、MIDI IN - MIDI OUT はストレートケーブルで繋がるので、MIDI IN の 4 は MIDI OUT の 4 というように同じ番号同士がケーブルで接続されます。
run stepper accel
加速、減速を実現するブロック。start の速度から stop の速度まで、段階的に steps で指定したステップ数回転します。
run accel デモ
run stepper trap
台形駆動します。台形駆動は、だんだん速く回転し、一定速度で回った後、止まる前に徐々に速度を遅くする機能です。グラフを書くと台形なのでそんな名前です。
run trap デモ
変換ブロック
残りは変換ブロックです。回す単位や、速度の単位を変えたい時に使います。物によっては STEPPER units ブロックで初期設定を入れる必要があります。
おまじないというわけではないのですが、
set steps/round を設定しておきましょう。今回使用した MDP-35A はステップ数 48 なので、48を設定します。ステップ角は 7.5° (360/48) なので、
set deg/step で設定しても同じです。これらを指定することによって、回転を角度や回転数で指定したり、速度を rpm で指定すると期待通りに動くようになります。つまり以下のブロックがようやく使えるようになるわけです。もちろん 1ステップ以下の動作は出来ないので丸められます。
これらのうち、STEPPER to steps 使うと最初のプログラムはこういう風に書き直せるわけです。
2周、1周、180°、90°など、直感的に値を設定することが出来るようになります。
応用編として、回転するステージがギアを介してステッピングモーターに繋がっていて、1 ステップで 0.1° 動くシステムなら、set 0.1 deg/step を設定すればステージの回転角度を与えて動かすことが出来ます。ちなみに set mm/step を設定しておくと、mm to steps を使えるようになります。これはスライダーなどのボールネジを使った直線駆動する機構に対する設定で、1ステップで移動する距離を mm でセットすると、mm to steps で移動したい距離を与えるとステップ数を返すようになり、上記の角度指定のように直感的な指定が可能になります。
STEPPER to ms/step は、速度の単位を変換するブロックです。
Hz や、rpm でステップの変化速度を与えたい場合はこれらを使ってください。
ちなみに YouTube ではボードの解説から、Quartus II の使い方も一通り説明がある以下の動画が参考になるかと。英語ですが。
追加の情報としては、
古いツールである Quartus II のライセンスは、以下のリンクから発行してもらえる。 インテル® FPGA ライセンス・サポートセンター
2. ライセンスのリクエスト、Quartus II ウェブ・エディションのリンク先からメールベースで発行されます。
Quartus II の Tool -> License Setup -> License file で添付のライセンスファイルを設定すれば OK。
USB Blaster は、怪しい激安物 659円送料無料でとりあえず問題なく書き込めました。
Windows 10 64bit 環境ですが、デバイスマネージャーからドライバーを認識させる必要はありました。ドライバーは、以下のディレクトリのものを入れればいいです。
C:\altera\13.0sp1\quartus\drivers