2017/12/09

Blackboard

11月下旬に、Boogie Board の新作 Blackboard を入手しました〜。

Blackboard パッケージ

日本ではまだ売ってないので、アメリカに出張した知人に頼んで買ってきてもらいました。税込 $43.59 で、STAPLES で買ってくれたようです。持つべきものは友。ありがとうございます!

さて、今回の目玉は何と言っても、

「消せる!」

です。

これは往年の Boogie Board ユーザーの悲願でもあったのではないでしょうか?またこのデバイスを買うのに躊躇する一つの要因であったと思います。わざわざ知人に頼んで買ってもらったのもこの機能を試したかったから。

結論から言うと、消す機能(Exact-Erase)は、まぁまぁ、使えます。

この機能、消せるんだけど、ほんのり残る、消すのにちょっと強めに擦る必要がある、という点が少しマイナスポイントです。あと、消す機能は自分でキャリブレーションしないと初期設定ではちゃんと消えない場合があります。ちょっと面倒。難しくはないですが。

Blackboard の公式動画

さてファーストインプレッションは、

Blackboard
です 。

通算 4種類目の Boogie Board なのですが、コントラストが一番いいです。相変わらず反射しやすい画面で写真は撮りづらいけど。ちなみに画面の写真をとって整理するのに使える iOS 用の専用のアプリあります。

また書き味も素晴らしい。Boogie Board の一番気に入っているまだインクたっぷりの細めのマジックペンのような書き心地です。ただ、この書き味の為に細い線を書くのは苦手。画面サイズが大きいので線が太くてもそれなりの情報量書けますが。

微妙なところはサイズかなぁ。ちょっとデカイんです。

キーボード(HHK) の前に置いた Blackboard

キーボードの前に置いてちょっとした落書きに良く使うんですが、ちょいと使いづらい。

そしてイケテナイとこは、裏のフィルム。
裏側にはこのシリーズとしては初めての黒い薄手のプラスチックシートがはまっていて、付属の他の模様(例えば方眼紙)のシートに交換が可能なだけでなく、このシートを外せばシースルーになって、絵などを書き写すことも可能になります。

ただ、このシートの固定がイケテナイ。左右と下側の3方に爪が出ててひっかけられるようになっているのだけど、上部だけこの爪が無い。なので普通に使ってると上部が重力に負けて下がってる隙間ができてしまいます。浮いた感じが使っていて嫌なので、テープで止めちゃいました。書ける線が太めなので何かを写すと言う目的には今の所使う予定が無いので止めても問題ないです。見た目以外は。


というわけで、総合点は今の所 70点。
用途がはっきりすれば点数が変わるかもしれません。消せるのはいいんですが、書き捨てな用途にしか今の所使ってないので、あんまりアドバンテージにはならないんです。若干大きいのもねぇ。。

さて、他の Boogie Board についても比較対象として紹介しておきます。

Sync

Sync: 会社で使ってます。コントラストが悪くて見辛いのが玉にキズですが、細かい書き込みができるのと(太めな鉛筆みたいな書き心地)、PC やスマホにデータが飛ばせるのが良いです。専用アプリあります。これで Blackboard みたいな消せる機能がついていて若干大きければ言うことなし。総合点 80点。

BB-2

BB-2: アメリカ出張に行った時に書き味に惚れて初めて買った Boogie Board。シンプルで Sync や Blackboard よりは雑に扱っても多少は大丈夫そうな作り。書き味は Sync と Blackboard の中間で、Blackboad 寄り。硬めのマジックペンで書いているような感じです。初代の Boogie Board は電池交換不要と豪語していてバッテリーの交換ができなかったのだけど、ユーザーの要望により BB-2 は出来るようになりました。ただし日本で入手困難な AAAA (LR61) と言うバッテリーです。これも80点。

もう一つ、初代も後で買ったんだけど、子供に破壊されちゃって今はこれら3台が現役となります。

Boogie Board にこれだけ投資するならタブレット買っても同じじゃんと思うでしょうが、アナログな書き味がいいんです。Boogie Board は少しはソフト目な液晶画面をペンで書き込むと、その圧力で液晶の結晶方向が変わるという(原理は多分そんなとこ)、物理的なダイレクトな反応によって線が書けます。濃さも太さも圧力次第で、その反応はアナログなところがまた気持ちいいのかなと。

iPad Pro と Apple Pencil の組み合わせが素晴らしいとは聞きます。そのうち試してみたいなー。

#BoogieBoard #Blackboard #Sync #BB-2



2017/10/22

micro:bit を電池駆動

micro:bit (chibi:bit) で検索すると十分情報得られると思います。

ここではうちで試した方法を簡単に紹介します。


上から、

USB 給電
  • eneloop のUSB OUTPUT CHARGER (KBC-E1) 
  • Apple の Lightning 30ピンアダプタ + iPad Camera Connection Kit

JST-PH コネクタ給電
  • 秋月のコネクタ付きコード(C-05679) + CR2032電池電源ボートキット(K-09184)

端子から給電
  • 秋月の電池ボックス(P-11523)にワニグチクリップ。

変わり種は Apple の変換コネクタの組み合わせでしょうか。たまたま持ち合わせがあったので試してみたらうまくいっちゃいました。ワーニングは出るんですが、電源供給はしてくれています (iPhone7plus + iOS11.0.3)。



小型軽量を狙うなら CR2032 で JST-PH コネクタ給電ですね。初期投資もコード30円、電池電源ボード180円とお安いです。しかも CR2032 付き。電池電源ボードは電源ONを確認出来る LED 付きなんですが、少しでも消費電流削減するために敢えてつけてません。お好みですね。

ランニングコストなら単三電池ボックスに eneloop x2 ですよね。

用途に合わせて色々選べていいですよね。
市販品にはもっとスタイリッシュでコンパクトなものもあるので、そのうち試してみたいです。

#microbit #battery

2017/10/21

micro:bit でトレーニング!

micro:bit を買って早速書いてみたのがフットワーク用トレーニングツール。
実用性はあると思うんだけど、まだ試してない。


ランダムに四隅と左右6方向の指示が出ます。
A ボタンを押すと指示の間隔を変えることができます。
0 端子と GND にスピーカー付けると音出ます。


矢印を出してくれる関数があるのでこんなに簡単!。。でした。
最初分からずに自分で矢印描いてました。

コートの端からだと若干見辛いかもしれませんが、ギリギリ実用にはなるかな。



#microbit #badminton #footwork

micro:bit ノススメ



micro:bit のポテンシャルの高さに興奮してるここ数日。
早速紹介しますよー。

存在自体はなんとなく知ってたんだけど、「たまたま」秋月の前を通りかかったら、表に置かれてた micro:bit が目に入っちゃったんで、とりあえず買ってみました。遊び始めてみたら非常に面白いことに気づいたところです。

micro:bit とは英国放送協会(BBC)が主体となって作った教育向けの小型マイコンボードで、イギリスでは11-12歳の子供に無償で配られているようです(うらやましい。日本でも配ろう!)。

なんだけど、子供向けにしておくには勿体ない。
大人でもかなり楽しめるポテンシャルを秘めてます。

世の中には Raspberry Pi やら Arduino やら IchigoJam などなどのプログラミング可能な小さなコンピューターというのはいくつもありますが、micro:bit はその中でもコスパとバランス高いなと感じます(MIPS とコストで比較すれば Raspberry Pi がダントツでなんですが)。

micro:bit の気に入ってるところは、
  • ボタン入力
  • 5x5 のLEDマトリクス表示(文字列をスクロールで表示出来る。秀逸!)
  • 無線機能 (BLE 含む)
  • UART/SPI/I2C のシリアルインターフェイス
  • 各種センサー搭載(光、温度、加速度、コンパス)
  • スピーカーを繋げて音が出る
  • バッテリー駆動
  • ディジタル・アナログI/O を使え拡張性
  • モバイルプログラミング可 (iPhone などが必要だけど)
  • プログラミング環境の MicroCode が意外に使える(シミュレータ付き)
  • MicroCode の便利なファンクション(無線、音、ゲーム、などなど)
  • JavaScript/Python でのプログラミング環境サポート
  • mbed としてプログラミングできる (C/C++)
これら機能が小さな基板(4x5cm)に実装されていて 2000円程度ならお安くないですか?BLE も搭載してるんですよ! マイコン自身が Nordic の Cortex-M0 搭載した RF SoC ですから当然と言えば当然なんだけど。

しかも電池駆動で2個のボタンと5x5 の LED 表示は単体でモバイル用途にバッチリ。他に無い強みです。小さな基板にバッテリーつないだだけで遊べるオモチャです。



というわけで、

「買い」

ですよ! 大人も子供も。
micro:bit 同士で無線通信できるので二個大人買いしましょう。自分はまだですが。

ところで、自分にとってはモバイル環境でプログラミングできるってのは結構重要な要素で、過去は PC-1360K(BASIC)に始まり、HP200LX(DOS+TurboC)、MobileGear(FreeBSD+Peal) の後はこれといって面白い環境なかったんですが、これは久々のヒットです。

まぁ、mobile:bit 単体でプログラミングできないんですがそれはよしとします。似たようなもので IchigoJam があってこちらも電池駆動可能で、単体でプログラミング(BASIC)出来るという強みがあるのですが、基本的に入出力は外部に頼る構成なんですよね。センサーも特に搭載してないし、もちろん無線も無し。総合的に micro:bit の方がバランス的に気に入りました。無限の可能性を感じます。

プログラミングの画面(MakeCode)はこんな感じで、ちょっともたつくけど iPhone でも編集可能。iPhone だとコード書くよりはこっちの方が相性いいかも。


シミュレータもそこそこよくできてるっぽい。キャラクター表示するし、ボタンにも反応。音を出すコード書くと音も出る。ただしオフラインではコンパイルは出来るけどシミュレータは動かない模様。

#microbit #makecode #mbed





2017/08/16

Apple Watch 3

9月にも Apple Watch 3 が発表されそうだと噂が出てきましたが、そろそろ信憑性も高まってきたというところでしょうか。

今使っている、発売と同時に購入した Apple Watch 1 は先日バッテリー膨張で新品に交換されたばかりで、まだまだ現役なのですが、Series 3 ともなると完成度が上がってくると期待しているので、買う気満々です。

噂によれば LTE 有り無し版があるらしいのですが、Apple Watch で LTE があると何がうれしいんでしょうか?何か自分の使い方ではそのメリットが全く見出せません。対費用効果という意味で。

自分の場合、iPhone を置いて、AppleWatch だけ身に着けて外出する場面とかまず無いですから。ジョギングもしないしね。

あと AppleWatch で電話とか、噂で予想される FaceTime での使用とか結構使いづらいと思いません?そもそも男性の時計のつけ方では大半の方は腕の外側に着けますよね?画面を見ながら通話などをしようとすると、腕捻らなければいけないので、短時間ならまだしも長時間は辛いですよね。女性の一部の方が着けてるように腕の内側にするならば随分楽にはなると思いますが、ちょっと抵抗あるなと。

そんな杞憂を吹っ飛ばす LTE 版が使いたくなるような機能てんこ盛りな新シリーズの発表を期待してます。そういう場合は、LTE が iPhone とは排他的にしか使えないけど通信費用は一緒なんてプランがあればいいのに、と思います。

たのしみー。