2017/10/22

micro:bit を電池駆動

micro:bit (chibi:bit) で検索すると十分情報得られると思います。

ここではうちで試した方法を簡単に紹介します。


上から、

USB 給電
  • eneloop のUSB OUTPUT CHARGER (KBC-E1) 
  • Apple の Lightning 30ピンアダプタ + iPad Camera Connection Kit

JST-PH コネクタ給電
  • 秋月のコネクタ付きコード(C-05679) + CR2032電池電源ボートキット(K-09184)

端子から給電
  • 秋月の電池ボックス(P-11523)にワニグチクリップ。

変わり種は Apple の変換コネクタの組み合わせでしょうか。たまたま持ち合わせがあったので試してみたらうまくいっちゃいました。ワーニングは出るんですが、電源供給はしてくれています (iPhone7plus + iOS11.0.3)。



小型軽量を狙うなら CR2032 で JST-PH コネクタ給電ですね。初期投資もコード30円、電池電源ボード180円とお安いです。しかも CR2032 付き。電池電源ボードは電源ONを確認出来る LED 付きなんですが、少しでも消費電流削減するために敢えてつけてません。お好みですね。

ランニングコストなら単三電池ボックスに eneloop x2 ですよね。

用途に合わせて色々選べていいですよね。
市販品にはもっとスタイリッシュでコンパクトなものもあるので、そのうち試してみたいです。

#microbit #battery

2017/10/21

micro:bit でトレーニング!

micro:bit を買って早速書いてみたのがフットワーク用トレーニングツール。
実用性はあると思うんだけど、まだ試してない。


ランダムに四隅と左右6方向の指示が出ます。
A ボタンを押すと指示の間隔を変えることができます。
0 端子と GND にスピーカー付けると音出ます。


矢印を出してくれる関数があるのでこんなに簡単!。。でした。
最初分からずに自分で矢印描いてました。

コートの端からだと若干見辛いかもしれませんが、ギリギリ実用にはなるかな。



#microbit #badminton #footwork

micro:bit ノススメ



micro:bit のポテンシャルの高さに興奮してるここ数日。
早速紹介しますよー。

存在自体はなんとなく知ってたんだけど、「たまたま」秋月の前を通りかかったら、表に置かれてた micro:bit が目に入っちゃったんで、とりあえず買ってみました。遊び始めてみたら非常に面白いことに気づいたところです。

micro:bit とは英国放送協会(BBC)が主体となって作った教育向けの小型マイコンボードで、イギリスでは11-12歳の子供に無償で配られているようです(うらやましい。日本でも配ろう!)。

なんだけど、子供向けにしておくには勿体ない。
大人でもかなり楽しめるポテンシャルを秘めてます。

世の中には Raspberry Pi やら Arduino やら IchigoJam などなどのプログラミング可能な小さなコンピューターというのはいくつもありますが、micro:bit はその中でもコスパとバランス高いなと感じます(MIPS とコストで比較すれば Raspberry Pi がダントツでなんですが)。

micro:bit の気に入ってるところは、
  • ボタン入力
  • 5x5 のLEDマトリクス表示(文字列をスクロールで表示出来る。秀逸!)
  • 無線機能 (BLE 含む)
  • UART/SPI/I2C のシリアルインターフェイス
  • 各種センサー搭載(光、温度、加速度、コンパス)
  • スピーカーを繋げて音が出る
  • バッテリー駆動
  • ディジタル・アナログI/O を使え拡張性
  • モバイルプログラミング可 (iPhone などが必要だけど)
  • プログラミング環境の MicroCode が意外に使える(シミュレータ付き)
  • MicroCode の便利なファンクション(無線、音、ゲーム、などなど)
  • JavaScript/Python でのプログラミング環境サポート
  • mbed としてプログラミングできる (C/C++)
これら機能が小さな基板(4x5cm)に実装されていて 2000円程度ならお安くないですか?BLE も搭載してるんですよ! マイコン自身が Nordic の Cortex-M0 搭載した RF SoC ですから当然と言えば当然なんだけど。

しかも電池駆動で2個のボタンと5x5 の LED 表示は単体でモバイル用途にバッチリ。他に無い強みです。小さな基板にバッテリーつないだだけで遊べるオモチャです。



というわけで、

「買い」

ですよ! 大人も子供も。
micro:bit 同士で無線通信できるので二個大人買いしましょう。自分はまだですが。

ところで、自分にとってはモバイル環境でプログラミングできるってのは結構重要な要素で、過去は PC-1360K(BASIC)に始まり、HP200LX(DOS+TurboC)、MobileGear(FreeBSD+Peal) の後はこれといって面白い環境なかったんですが、これは久々のヒットです。

まぁ、mobile:bit 単体でプログラミングできないんですがそれはよしとします。似たようなもので IchigoJam があってこちらも電池駆動可能で、単体でプログラミング(BASIC)出来るという強みがあるのですが、基本的に入出力は外部に頼る構成なんですよね。センサーも特に搭載してないし、もちろん無線も無し。総合的に micro:bit の方がバランス的に気に入りました。無限の可能性を感じます。

プログラミングの画面(MakeCode)はこんな感じで、ちょっともたつくけど iPhone でも編集可能。iPhone だとコード書くよりはこっちの方が相性いいかも。


シミュレータもそこそこよくできてるっぽい。キャラクター表示するし、ボタンにも反応。音を出すコード書くと音も出る。ただしオフラインではコンパイルは出来るけどシミュレータは動かない模様。

#microbit #makecode #mbed