2014/05/09

Boogie Board SYNC9.7 (BB-6) 買っちゃった


日本では 5/2/'14 に King Jim から発売のこの商品、5/4/'14 に新宿のビックロで早速購入しました。Boogie Board シリーズもこれでようやく仕事でメモ帳がわりに使えるレベルになったんじゃないかと思います。今までは書いたメモをPCで扱えるようにするのが面倒だったり、細かい書き込みが出来ない不便さがありましたが、これらが全て解消した感触が得られました。

メモを PC 等に転送することに関して、今まで購入した Boogie Board (BB-1, BB-2) は、画面の写真を撮るしかなく、しかも反射しやすい画面は非常に写真に撮りづらいという難点がありました。しかしながら今回発売の BB-6 は Bluetooth で PC(Win, Mac) または iOS/Android 機器に本体の save ボタン一発で画像転送出来ます。オプションですが、設定しておけば PC または iOS 機器経由で Evernote に同時にアップロードも可です。転送には Evernote への転送を含めても数秒間転送しているなという時間を感じますが、それにしてもホントにストレスゼロです。もっとも Bluetooth の母艦が無くても save ボタンで本体に保存できるのでとても便利。後で PC に転送したりして取り出せばいいのです。

細かい書き込みについては、BB-6 以前の Boogie Board は「ただいま外出中」などの強調したいような書き置きには丁度良い塩梅で(例えて言うならサインペンでノートに字を書く感じ)、アイディアなどをノートに書き込むには不便な太さでした。しかしながら BB-6 は以前の製品に比べ十分細い字が書けるようになり、ボールペンでノートに書き込んでいる感覚を得られます。また画面サイズは Boogie Board シリーズで最大の BB-2 の対角 10.5インチから BB-6 では 9.7インチと小さくなりましたが、沢山の字が書けるようになったので BB-2 だとすぐに書き込めなくなる心配がありましたが、BB-6 だとまだまだ書けるという余裕が感じられます。


また Boogie Board の最大の特徴と思われる書き味ですが筆圧の柔らかい順序は以下のようになります。
BB-1 > BB-2 >> BB-6 
BB-6 は固めになりました。その分細い字が書けるようになり、ちょっと画面を引っ掻いたような圧力で書けてしまうところも解消されているような気がします。しかしながら自然な書き味は変わらずです。筆圧による線の太さもいい感じに反映されます(ディジタルデータにも太さは反映される)。

他にはライブドローイングモード(ウケはいい)やデジタイザモード(イマイチ)というのがあるのですが、あんまり使わなそうなので端折ります。

難点は値段。税抜きで 16,000円です。ちょっと足せば安いタブレットが買えそうなんだけど書き味は圧倒的にこちらが好きだし、専用機ならではの良さがあるので予算が許すならこちらをお勧めしたいです。とにかく是非一度手に取って書いてみて下さい。あの心地よさを共感して欲しいです。

ここ数年会社では紙のノートは使わずに PC をノート代わりにしていて共有するデータは全て Microsoft の SharePoint にアップするようにしていました。ブロック図やそんなのもパワポか Excel で描いてました(Visio は持ってなかったので)。チームで情報を共有するにはやはり電子化されていた方が便利だと思ってなるべくそういうふうにしてました。しかしながら中には手書きでちゃっちゃかやった方が早いものもあります。そういう時こそ BB-6 の出番じゃないのかなと。大いに期待したいところです。