2020/08/14

Sky-Watcher MAK127 + AZ-GTi を買ってみた話

ついに買ってしまいました。望遠鏡。

望遠鏡は小学生の頃に祖父が買ってくれたビクセンのイカルス-6M以来。イカルス-6Mは微動ハンドルすら無い経緯台なので月、太陽、木星とハレー彗星をチラッと見た程度。中学の頃に望遠鏡とカメラを所有する友達が2人もいたので、多少の机上の知識はあるものの、観測技術もないままにいい年こいての購入になります(ちなみにイカルス-6Mは未だに所有してます。まだ使えるよ。使えないけど🙄)。


という背景もあり、以前よりうっすらと望遠鏡を所有したい欲を持ってはいたのだけど、いいお値段するし、望遠鏡置く場所も、観測する場所も、観測にホイホイと出かけられる家族の了解を得るのも難しく、、、と気付いたら随分と年月が経ってました。

そして数年前、偶然ポタ赤の存在を知り、東京近郊の悪条件でもそれなりの写真が撮れるらしいということを知りました。しかし都内に住んでいるので当然光害が酷く、北極星なんて。。な感じ。赤道儀なんて自宅ではとんでも無理。そしてしばらく悶々とする日々を過ごしていると、Twitter で偶然 AZ-GTi の存在を知ったのが今年2020年の5月頃。

AZ-GTi 経緯台は基準となる明るい星から1~3選んでアライメントをすると、自動で見たい星を導入できるようになるという優れもの。北極星に頼る必要もないし、しかも自分にとっては大口径の MAK127 とセットで安い!

7万円程度の破格の値段ということで、失敗してもいいやと気付いたら Amazon でポチッと買ってしまいました(販売元が日本の総代理店というのもあって安心して)。あとファームをアップデートすると赤道儀にもなるというおまけもついているところも魅力でした(赤道儀化はそのうち試してみる)。

買ったのは梅雨の直前だったので、結局本格的に稼働し始めたのは梅雨の開けたここ二週間ほど。AZ-GTi のアライメントや準備や撤収(と言っても自宅バルコニーなので楽)にも慣れてきて、いざ写真撮影にトライし始めたところです。あ、梅雨と言えば結局ネオワイズ彗星にはお目にかかれませんでした。


ところで自動導入いいね。またターゲットを常に追いかけてくれるので、見ているうちに視界から対象がずれないというのはとても楽です。

あと木星、土星もちゃんと見えたのには感動。だってイカルス-6Mでは木星の縞も土星のカッシーニの間隙も見えなかったからね。しかも都会の光害激しいところで。まだまだわからないことだらけなので、望遠鏡の使い方や、写真の撮り方に関しては目下天文ガイドやらWebでの情報収集に勤しんでます。



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