M5Stack
M5Stackは、320 x 240 TFTカラーディスプレイ、microSDカードスロット、スピーカーを備えたコンパクトで便利な開発モジュールです。ESP32を搭載しているため、Wi-FiおよびBluetooth通信を扱え、Arduino環境での開発が可能です。
さらに専用の拡張モジュールを縦に積み重ねていくことで機能を追加することができます。
M5Stack は電子工作入門にとても便利な機器です。トランジスタ技術やインターフェースなどでもたびたび取り上げられています。ただしプログラムを入れないとただの箱なのでコントローラプログラムを書き込み(インストール)することで、コントローラに生まれ変わります。もちろんフォーカサーとして使わない時は、単体でプログラミングを楽しめます。
M5Stack には複数の製品があるのですが、ここでは M5Stack Basic を使ってコントローラを構成しています。
Faces + エンコーダパネル
まず操作感が抜群のコチラを紹介します。
M5Stack は拡張モジュールを組み合わせていろいろなことができるようになるのですが、ここでは Faces (という拡張組み合わせセット)にエンコーダパネルを組み合わせました。以前は 日本国内で複数の部品で構成される Faces の部品をバラバラに買えなかったのですが、最近スイッチサイエンスさんではバラバラに買えるようになったので、必要な物だけ購入し、少し安く構成することができるようになりました。
将来 Faces でいろいろ拡張させて楽しみたい人は、
の組み合わせを。ちなみに Faces はM5Stack Basic のようなバッテリーボトムが付属しないので、後々 M5Stack Base 単体のように使いたい場合は別途購入が必要です。
最も安く組みたい人は、
の組み合わせをお勧めします。ボトムベースは2種類ありますが、コチラの安い方で十分です。また、Basic だとボトムベースと色違いになるので、それが嫌であれば M5Stack Gray でも構いません。
あと忘れずに Grove ケーブルも購入して下さい。ハードウェア製作編で使った ATOMIC ステッピングモータードライバにこのケーブルで接続します。長さがいくつかあり、長めの方が使いやすいと思いますが、長すぎると通信が失敗するかもしれないので適当な 1m あたりをお勧めします。ケーブルを挿す先は M5Stack の赤いコネクタになります。ATOM lite 側は一つしか無いのでわかると思います。
M5Stack + PLUS エンコーダーモジュール
PLUS モジュールは M5Stack に重ねられるエンコーダー(ジョグダイヤル)が付いたモジュールです。M5Stack に付けるとこんな感じになります。
ケーブルは Faces でも必要なのですが、PLUS エンコーダーモジュールの場合、ジョグダイヤルとケーブルが同じ面なので若干邪魔です。あとジョグダイヤルは大量に回す場合などにはちょっとやり辛い感じです。コンパクトなのが良いところでしょうか。
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